若い人でも歯周病治療が必要になることも

歯周病は高齢者の病気というイメージが強いです。
高齢になると歯茎が下がり、腫れや出血が目立つようになるという、典型的な歯周病の症状が出てくるからです。
しかし、最近では30~40代の人でも、歯周病治療が必要になるくらい症状が進行してしまっているケースが増えています。

厚生労働省の推計では、40歳以上に限定した場合、80%以上が歯周病に罹患していると言われています。



歯周病治療が必要になるのは、歯肉炎、歯周炎のどちらかが生じている場合です。

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簡単に言えば歯周炎は歯肉炎のもっとひどいバージョンですが、歯肉炎は炎症が歯茎に留まっているところが違います。

歯を支えている歯槽骨、歯根膜まで炎症が広がって、骨が溶けてしまうのが歯周炎です。歯と歯茎の間の歯周ポケットの深さが4mm以上でも歯肉炎と診断されます。

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歯周病の原因は、口の中にいる常在菌です。

歯垢1mgのなかには10億個の細菌がいるといわれており、このなかに歯周病を引き起こす歯周病菌が存在します。歯周病治療や予防では、この細菌の増殖を抑えることが要になります。
原因のほとんどは、歯垢や歯石の付着なので、まずは歯周基本治療という処置を行います。

スケーラーという器具を使って歯の表面の歯垢や歯石を削り落とします。

歯茎で隠れている歯根の部分にもスケーラーをいれて、同様に付着物を落とします。

これはルートプレーニングという歯茎下のクリーニング方法です。これで症状が緩和されない場合には、外科治療が必要になることもあります。